『九月が永遠に続けば』 | 赤と黒

『九月が永遠に続けば』

 『九月が永遠に続けば』(沼田まほかる)

―あらすじ―
 高校生の一人息子が失踪し、さらには愛人が事故死してしまう。佐知子は息子の行方を捜そうとするが、そこには別れた夫・雄一郎の後妻に関する恐ろしい過去が関係していた。



 序盤~中盤にかけて、「果たしてどうなってしまうのか」という期待感でどんどん読み進めてしまいました。終盤の展開は、私が期待しすぎてしまったのか、どうも今一つ。結局何がどうなったのか、よく分からないままに終わってしまった感がありますね。