『よもつひらさか』 | 赤と黒

『よもつひらさか』

 『よもつひらさか』(今邑彩)

―あらすじ―
 とある町へ向かう主人公は、坂の途中で1人の青年と会う。その坂は"よもつひらさか"と言い、この世からあの世へと続く"黄泉比良坂"と関係があるという。青年は、坂にまつわる不思議な話を話し出す…全12篇からなる短編集。

 

 「ささやく鏡」や「茉莉花」など、途中でオチが読めてしまう話が多く、半分くらいはあまり驚きがないままに読んでしまいました。「おすすめのホラー小説」でネットを検索した際によく取り上げられていたので、期待しすぎてしまったところがあるかもしれません。