『華栄の丘』 | 赤と黒

『華栄の丘』

 『華栄の丘』(宮城谷昌光)

―あらすじ―
 春秋戦国時代の中国。小国・宋の宰相に、華元がいた。名君・文公を助け、ついには大国・晋と楚の和睦を実現させた男。

 

 去年買った本ではありますが、手が伸びずに放置しておりました。今年になって読み始めましたが、あまり面白さが感じられずに、読み終えるまで伸ばし伸ばしになってしまいました。『晏子』や『呉越春秋 湖底の城』といった作品は非常に面白く読めたのですが、本書や『子産』などはあまり面白さを感じられず…この差は何なのでしょうか。

 宮城谷作品も数多くの作品を読んできました。中国歴史小説に限れば、半数を超えたのではないでしょうか。2030年までには中国歴史小説は読み終えられるかもしれません。