『史上最強の哲学入門』(再読) | 赤と黒

『史上最強の哲学入門』(再読)

 『史上最強の哲学入門』(飲茶)

―あらすじ―
 プラトンやデカルト、カントなど32人の哲学者を紹介。



 約2年振りの再読となりましたが、当時感じた通り面白さは変わらず、読みだすと手が止まりません。それぞれの哲学者のエピソードや考えを、筆者独自の視点から噛み砕いて読者に伝えてくれます。また、年代順に哲学者が登場するのではなく、それぞれの主張を「真理」、「国家」、「神」、「存在」とカテゴリー分けした上で説明されている部分も新鮮に感じました。個人的に興味のある「経済」と繋がっていることもあり、アダム・スミスの話などは特に興味深く読めました。